Interview No.2 大平清さん(音楽家・「新オリエント楽派」主宰)

まだまだ寒さの残る2月末の昼下がり、楽しみにしていた演奏を聴きに行ってきました。今回はそのライブの演奏家である大平清さんにお話をきかせていただきました。

 
 

トルコの代表的な弦楽器・サズの演奏家である大平清さんは現在「新オリエント楽派」を主宰し全国各地で精力的に演奏をされています。サズの他にもウード、ギリシアの伝統楽器・ブズーキ、ウイグルのドタールなど、世界の多くの楽器を奏でる演奏家であり、今回私が訪れたライブは「シルクロード音楽の旅」と題したウイグルの伝統曲や12ムカムを演奏してくれるものでした。 

12ムカム研究の第一人者であるウイグルの方とのセッションで、ドタール以外にもダップ、ラワープなど様々な楽器のセッションで昼間の東京をウイグルの空間へと変えていってくれました。


 

 

 日本で数年ウメルメメット氏にドタールを師事し、その後2004年にはドタールの巨匠、新疆芸術学院の創始者でもあるムサ・ジャン・ロジ氏に師事されウルムチに滞在していらしたそうです。ウイグルやウイグル楽器との出会いを尋ねると、答えは学生の頃にさかのぼり、NHKのシルクロード番組だったと話してくれました。その時の印象が今も残っていらっしゃるようで、番組の内容を話しながら「サズ(トルコ楽器)に出会う前にウイグルと出会っていた」なんてお話くださいました。

 

残念ながらウイグル再訪は未定だそうですが、
定期的にこうしてウイグルの方とセッションをされたり、ウイグル料理店でも生演奏を披露してくださったりと、日本でウイグルを感じられる空間をご自身が発信してくださっています。
 
ことさら音楽に関しては無知な私ですが、楽器や音楽に関しての解説を交えながら演奏してくださるので、心をからっぽにしてどっぷり演奏に聞き入っていると・・・
何故か懐かしいという表現しかできない感情が溢れ出てきました。
奏でなられる音からだったり、大平さんの歌声からだったり。
それはどの国や地域の音楽であれ、民謡であったり、伝統音楽であったり、と長く変わらず愛される音を大平さんがとても大切にされているからなのでしょう。なんとも居心地のいい時間を過ごさせていただきました。
 
最後に今回も私が唯一事前に用意した質問をぶつけました。
「“ふるさと”、と言われて浮かぶ景色は何ですか?」
答えは海や山、川、そういった日本らしい風景だと話してくださいました。
 
今回も不慣れな私のインタビューにお付き合いいただいた大平さん、本当にありがとうございました。

 

 

今後のライブ情報等はこちから

新オリエント楽派のサズ&ウード奏者 大平清のブログ♪

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